
子育てには色々な悩みがつきものです。
『こちらの言う事を聞かない』『夜泣きがひどい』『叱り方が分からない』などなど、子供の成長によって悩み事が変わっていきます。
また、仕事をしている人にとっては、仕事と子育ての両立という悩みも出てきます。
ただ、初めて子育てを経験する人にとっては、そもそもどのような悩みが出てくるのか?が分からないと思います。
そこで、当記事では、子育ての悩みとその解決方法について解説します。
これから子育てを始める人や、現在子育てで色々悩んでいるけど解決方法が分からないという人は、是非参考にして下さい。
子育ての悩みと解決方法

ここからは、子育ての悩みとその解決方法について解説していきます。
ちなみに、子育ての悩みは主に下記の通りです。
- 自由な時間が持てない
- 子育て費用が心配
- 夜泣きがひどい
- 叱り方が分からない
- ご飯を食べてくれない
- 仕事と子育ての両立が不安
- 相談できる人がいない
自由な時間が持てない
子育て中は、どうしても子供中心の生活になります。
子供が泣いたら抱っこしてあやしたり、定期的なおむつ交換も必要になります。
また、幼稚園に入れたとしても、家事に育児に仕事にと、なかなか自由な時間を持つことは難しくなります。
自由な時間が持てなくてストレスが溜まってしまうことは、親はもちろん子供にもよくありません。
そのため、夫婦で相談しながらお互いに自由な時間を作ったり、たまには両親に預けることも必要です。
近くに両親がいない場合には、ベビーシッターや一時保育を依頼することも考慮した方が良いです。

子育て費用が心配
子育てに掛かる費用を心配している人は多いと思います。
子供が小さい時には、おむつ代やベビーカー、予防接種や医薬品、衣服代などが掛かります。
また、保育園や幼稚園に入ると、入園費用や毎月の保育代などが掛かってきます。
さらに、小学校や中学、高校に進むと、毎月の授業料や給食費、修学旅行費など負担が増えることになります。
ある統計では、0歳~12歳までは年間100万円程度、中学校では年間150万円程度掛かるという結果が出ています。
そのため、中には子育て貯金をしている家庭もあります。
子育て費用については、子ども医療費助成制度や児童手当などの補助制度なども活用すると良いです。

夜泣きがひどい

赤ちゃんが生まれてから4~6ヶ月くらいになると始めるのが『夜泣き』です。
この夜泣きですが、個人差はあるものの概ね2~3時間くらいの間隔で起こります。
そして、夜泣きが起きるたびに、起きて赤ちゃんをあやす必要があるため、自然と慢性的な睡眠不足に陥ってしまいます。
睡眠不足は、日常生活にも悪い影響が出るため、子育ての悩みの中では大きなウエイトを占めています。
ただ、夜泣きの原因はハッキリと分かっていないのが現状です。
そのため、夜泣きが起きたら、赤ちゃんを抱っこしたり添い寝をしたりしながら、落ち着くのを待ちます。
日中も、日光浴や軽度な散歩を行うなどして、赤ちゃんに適度な疲れを感じさせることも必要です。
叱り方が分からない
子供のしかり方が分からなくて悩んでいる親は多いです。
子供がなかなか自分の言うことを聞いてくれない、危ないことをしたので叱りすぎてしまったなど、自己嫌悪に陥ることもあると思います。
そんな時には、『どうしてだめなのか?』について、論理的にゆっくりと叱ることが必要です。
そして、叱った後に子供の態度が変わってきたら、きちんと褒めることがその後の成長を促します。

ご飯を食べてくれない
子供がまだ小さいと、『好き嫌いが多い』『食べる量が少ない』など、栄養バランスが難しいと感じている親も多いです。
肉や魚は食べるけど野菜は食べないという子供は意外に多いです。
ただ、無理やり食べさせようとしても子供は嫌がって食べてくれません。
そのため、野菜を切り刻んで混ぜたり、ハートや星形に切り抜いたりして、子供の反応を見ながら色々と工夫する事が必要です。
仕事と子育ての両立が不安
赤ちゃんが生まれたら、日常生活が子供最優先になります。
ただ、頭では分かっていても、仕事と子育ての合間に買い物や料理、洗濯や掃除などかなりやることが多くなります。
保育園や幼稚園に預けたとしても、子供の具合が悪いと呼び出しを受けたり、仕事を早退または休む必要も出てきます。
こうなってくると、仕事と子育てに追われて精神的に追い詰められてしまう可能性もあります。
そのため、仕事と子育てを両立させるためには、何でも一人で抱え込まずに両親や知人、各種サービスに頼ることも必要です。
宅配サービスを利用したり、両親に子供を預けたり、子育て支援サービスを利用したりして、無理な事は任せることも大切になります。

相談できる人がいない
子育てをしていると、どうしても解決できない問題が出るケースがあります。
そして、周りに相談できる人がいないと、どんどんストレスが溜まってしまいます。
そんな時には、各市区町村に設置されている子育てに関する相談窓口や各都道府県にある児童相談所などに相談しましょう。
子育ての専門家に相談することにより、気持ちが楽になったり問題の解決策が見えてくることもあります。
また、これら子育ての悩みを抱えたままにしておくと、その後ストレスが溜まっていく可能性があるため注意が必要です。

まとめ
各家庭により事情は異なりますが、子育てには色々な悩みがあると思います。
子育て費用や仕事との両立での悩み、食事の悩みなどで、だんだんストレスが溜まってしまう可能性もあります。
そんな時には、自分一人では抱え込まずに、配偶者や両親、さらには子育て支援や宅配サービスなどを利用する事も必要になります。