
赤ちゃんだった子供がその後成長してくると、子育ての負担はかなり軽減されます。
子供は飲み込みが早いというのもありますが、そこには親の努力もあります。
ただ、そこまで行く途中には、それぞれ大変な時期があり、その時期によって対処方法も異なります。
しかし、あらかじめ子育てで大変な時期と対処方法が分かっていれば、安心して子育てを行う事が出来ますよね?
そこで、当記事では子育てで大変な時期とは?その対処方法について解説します。
これから子育てが始まる、または現在子育て中だけどうまくいってないという人は、是非参考にして下さい。

子育てで大変な時期とは?

ここでは、子育てで大変な時期について解説していきます。
ちなみに、子育てで大変な時期は、下記の通りとなっています。
- 新生児期
- 生後半年~2歳頃
- 2歳~3歳頃
新生児期
新生児期とは、赤ちゃんが生まれてから28日未満までの期間になります。
生後4週間までは新生児期と覚えておくと良いかと思います。
そして、新生児期の子育てはかなり大変になります。
その理由としては、1日に何回も排泄を繰り返すため、頻繁におむつを交換する必要があるからです。
また、新生児期の赤ちゃんの場合、かなり生活習慣が不規則になっています。
昼夜問わず目を覚ましたり、寝かしつけたと思ってもすぐに目を覚ましたりします。
授乳も2~3時間おきには必要になるため、常に睡眠不足を感じる可能性があります。
生後半年~2歳頃
かなり大変な新生児期を過ぎると、今度は子育てにはつきものの夜泣きが始まります。
子供によって夜泣きの頻度には違いがありますが、30分~1時間おきに夜泣きをするケースもあります。
その都度、起きて子供をあやす必要があるため、やはり睡眠不足になりがちです。
また、この時期の子供は好奇心が旺盛になっています。
ティッシュやおもちゃなど、何でも口に入れてしまう可能性があるため、注意が必要です。
2歳~3歳頃
この時期になってくると、子供に自我が芽生えてきます。
自我が芽生えてくるという事は、何かしようとしても拒否される=イヤイヤ期が始まるということです。
食事や着替え、お風呂やお出掛けなどについても拒否されるケースがあります。
そのため、親にとってはだんだんとストレスが溜まってくる可能性があるため、注意が必要です。
また、この時期になると保育園や幼稚園などに預けることになるかと思います。
保育園や幼稚園に預けるということは、保護者同士の交流も始まります。
交流が得意な人は良いのですが、苦手な人は人間関係で悩むかもしれません。

子育てで大変な時期の対処方法について

ここからは、子育てで大変な時期の対処方法について、時期別に解説していきます。
新生児期の対処方法
先程も解説しましたが、新生児期の子育てはかなり大変です。
そのため、悩みも多くなってくると思いますが、そんな時にはひとりで抱え込まないことが大切になります。
配偶者にはもちろん、両親や友人・知人などにも相談しながら解決していきましょう。
また、近所に相談できる人がいない場合には、行政の子育てサポートを活用することも必要です。
専門家によるアドバイスを受けながら、たまには気分転換も忘れず子育てを行いましょう。
生後半年~2歳頃の対処方法
夜泣きの対処方法としては、『早寝早起きの習慣を身に付ける』『昼寝の時間を短縮する』などが必要になります。
年齢が上がるごとに夜泣きの頻度は減少してくるため、根気よく継続していきましょう。
また、この時期の子供は、何でも口に入れてしまう傾向があります。
そのため、子供の近くに口に入れたら危険なものや熱いものは置かないことが重要になります。
2歳~3歳頃の対処方法
この記事の子供は、イヤイヤ期に入っているため、拒否されたら少し時間を置くことも必要になります。
あまり強引に押し付けても拒否の度合いが増すだけなので、少し様子を見ながら対処します。
何故拒否しているのか?子供にその理由を聞くことも必要です。
また、幼稚園や保育園での親同士の交流については、適度な距離感が大切になります。
自分の考えを押し付けたり、会話の中に強引に入り込むことはせず、相手の話を聞きながらうまく付き合っていきましょう。

まとめ
子育てで大変な時期については、『新生児期』『生後半年~2歳』『2歳~3歳』があります。
生まれて間もない新生児期には、かなり大変になりますが、全部ひとりで抱え込まずに周りの助けも借りながら進めていきましょう。
その後、生後半年~2歳期には夜泣きが、生後2歳~3歳期にはイヤイヤ期が始まります。
ただ、夜泣きについては、しっかり夜間に寝れるような習慣付けを行います。
イヤイヤ期については、自分の考えを押し付けるのではなく、子供が拒否している理由を聞きながら対処する必要があります。